インテリアデザイン科(インテリア 専門学校)

デザインで未来を創る。



蒲田 八王子 3年制 インテリアデザイナー・インテリアコーディネーターをめざす人の情報ブログ インテリアデザイン科ブログ

オープンキャンパス+体験入学 多彩なデザインの仕事を体験しよう!

インテリアコーディネーター入門(第9回)

2011年08月29日 インテリアコーディネーター入門(第9回)

こんにちは、八王子校インテリアデザイン科の飛塚です。

「インテリアコーディネーター入門」、今日は「技術編」紹介の第2回目になります。

 

今回紹介するのは、第4章「インテリアの計画」です。

「インテリアコーディネーターハンドブック」では、インテリア計画とは、「建物の室内の用途について、さまざまな条件や考え方を整理し、具体的な生活空間を設定していく課程のことである」と説明しています。

 

別な言い方をすると・・・住宅内の色々な部屋について、どのような使われ方をするかをイメージし、それに合わせて部屋の大きさや内部の仕上げ材料、さらには家具の配置などについてデザインしていくこと・・・ということができます。

 

どのようなインテリアデザイン/コーディネートするかはその人の個性によって様々なのですが、部屋の用途によって、こうすればうまくいく、といった定石のようなものはやはりあります。プロのインテリアコーディネーターとしては、その定石を理解した上で、お客様に提案することが求められるということだと思います。

 

それでは、この章ではどのような事を学ぶのでしょうか・・・
長いすL型対面


こちらの家具のレイアウトは、居間(リビングルーム)における二人分のソファのレイアウトの三つのパターンです。同じ二人分の家具ですが、座っている人にとってかなり違う空間となることが想像できますか?(こちらの図はインテリアコーディネーターハンドブック83ページに載っています)

 

(ハ)は二人が同じ方向を向いて座っています。二人が夫婦や恋人同士なら、外の景色やテレビを見ながらくつろぐ、というような場面にふさわしいレイアウトとなるでしょう。

 

(ニ)は二人並んではいるのだけれど、角度がついているために視線が90度違う方向を向いています。寄り添って座っているので、親密さを演出することができると共に、視線を合わせる/そらせるということが自然にできるのが特徴です。

 

(ヘ)は対面するレイアウトです。話をたくさんしたいのであれば最もふさわしいレイアウトです。しかしながら、話が途切れた時も向かい合ったままなので、その時には息苦しい雰囲気になる恐れがあります。

 

いかがですか? 二人が座ること1つとっても色々な考え方があることが確認できたかと思います。これは家具のレイアウトについてでしたが、これ以外に、寸法の計画安全の計画、居間に代表される住宅の各室のプランニングの際考えるべきこと、などを第4章では解説しています。

 

では、「インテリア計画」の力をつけるにはどうすればいいでしょう?

 

この分野の力をつけるコツは、自分の身の回りのインテリアを注意深く観察することです。先ほど紹介した家具のレイアウトについていうと、色々な家具の配置を体験し、その時どのように感じたかを覚えておくことが大切です。家具のレイアウトの特徴を実感として理解することで、お客様に対して自信を持って提案することが可能となります。

 

もう1つのお勧めのトレーニングは、自分の家の各部の寸法を実測してみることです。例えば自宅の階段・廊下の幅・トイレの間口と奥行・流し台前作業スペースの奥行・・・などの寸法がどのぐらいかわかりますか?インテリアコーディネーターの試験では、そういった部分の標準的な寸法を理解しているかどうかを試す問題がよく出ます。日々暮らす生活空間と数字を結びつけることで、寸法の感覚が身についてきます。

 

今日はインテリア計画理解のコツについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

次回は第5章「造形」をとりあげます。

n-89736619 at 9:30 | この記事のURL | |